電気自動車の実走データ~EX30編~
皆さん、こんにちは。
ボルボ・カー江戸川のブログをご覧頂きありがとうございます。セールスの山本です。
本日は電気自動車の電費について、調査をしましたのでご紹介です。
昨今自動車を購入する際に新たに選択肢に加わっている電気自動車ですが、実際の走行可能距離や使い勝手はどうなのか?
と、疑問に思っている方も多い事と思います。
そこで、毎日通勤で往復60kmを走っている私が実際にボルボEX30を使用して電費計算を行いました。
実測のデータですので、参考になると思いブログでご紹介させて頂きます。
8月某日
19:30出発時 バッテリー残量 94% 走行可能距離表示 393km エアコン温度設定22℃(オート) 外気温33℃
↑出発時
そして、30km走行後のデータです。(途中多少の渋滞がありましたがスムーズに帰れました。平均速度21.1km/h)
充電量 87% 走行可能距離表示 367km
1時間25分の走行で充電量7%を消費しました。
走行可能距離表示はマイナス4kmの誤差でした。
中央の16.0kWh/100km という表示は100km走行するために必要な電力量の表示です。
※この数値が電費効率を表し、少ない方が効率が良いという事になります。
EX30の場合、総電力量が69kWhなので、単純計算で69÷16.0×100=431km走行できるという結果になりました。
ガソリン車の場合は1リッターで走れる距離を表しますので多い方が燃費が良い事になるのですが、
電気自動車はその逆なのです!
続いて翌朝出勤時のデータです。
充電量 87% 走行可能距離表示 366km
エアコンの設定は変えずに22℃です。
朝は渋滞スポットが何カ所かありましたので1時間39分かかりました。
到着時
充電量 81% 走行可能距離表示 344km
充電量の消費は6%と渋滞なし時よりも1%少ない結果となりました。
電気自動車の場合は渋滞時(のろのろ走行)の方が消費電力が抑えらるという事ですね!
走行時間とは比例しませんので、こちらもガソリン車とは反対の結果となりました。
上画像の下段が往復のトータルのトリップ情報ですが、最終的に電費は15.5kWh/100kmとなりました。
つまり走行可能距離が約445km(69÷15.5×100)という事になります。
この結果から往復60kmの通勤でEX30を使用した場合、一日当たりの消費電力量は約13%ですので、90%から充電なしで5日間(1週間)利用しても残り25%となります。
そして25%から90%まで充電するために必要な時間は家庭での普通充電の場合で約14時間となります。(3.2kWh計算)
週末に遠出の予定がない場合は半日で充電できますし、遠出の予定があれば2夜連続で寝ている間に充電しておけば充分なのです。
(※数値は理論値での計算となり、実走行では外的要因や運転の仕方により大きく変化する場合があります。)
このように実際に通勤で使用してみても電力に対する不安はほとんどありませんでした。
そして、電気自動車は急速充電も可能ですので、スタンドやスーパー、ショッピングモールなどでも短時間で高効率な充電が可能です。
街中の充電器も日々増えており、ガソリンスタンドの数と充電スポットの数を比較したデータが以下のとおり。
◆充電スポット数(普通・急速) 25,782拠点 2025年2月時点
◆ガソリンスタンド 27,009拠点 2025年3月時点
このように2025年末には充電スポットが上回るとの予想も出ております。
高速走路のサービスエリアなどにもどんどん増えており、益々利用しやすい環境が整ってきております。
ぜひ電気自動車もご検討してみてはいかがでしょうか?
新型車のEX30クロスカントリーの試乗が可能となり、お問い合わせ多数いただいております!!
皆さまのご来店をお待ちしております♪
次回のブログではコスト(ガソリン代と電気代)の比較をしてみたいと思います!
山本でした。
ボルボ・カー江戸川
2025.8.29