ボルボ・カー 江戸川

CONCEPTS コンセプト 1992

2021.12.29 NEWS

ボルボの CONCEPTS(コンセプト)のご紹介です。

ECC (Environmental Concept Car)1992

ボルボECC–1992年にすでにボルボの未来のプレビューを世界に提供した車

  • 21世紀における安全で環境に最適化された快適なファミリーカーの研究
  • ボルボS80のデザインの背後にあるインスピレーション
  • 環境への影響が少なく、リサイクル率の高い軽量素材

ボルボECC(Environmental Concept Car)は、安全で環境に最適化された快適な家族が2000年にどのように見えるかを研究するために、1992年に発表されました。ECCは世界中で大きな注目を集め、 1998年に発表されたボルボS80のデザイン。カリフォルニアのボルボモニタリングアンドコンセプトセンター(VMCC)で開発されたボルボECCには、広々としたファミリーカーが明日の輸送にも適していることを示す多くの機能がありました。ボルボECCには次のような機能がありました。

  • 直列接続されたガスタービンと電気モーターを備えたハイブリッドパワーシステム。
  • 製造時の環境への影響が少なく、リサイクル性が高いことから選ばれた素材です。
  • 効率的なパワートレインとアルミボディにより、総重量は1,580kgと軽量化。
  • 人間工学に基づいて設計されたインテリア。
  • 大人4名用の卓越した室内空間と衝突の安全性。
  • Dynaguideは、インストルメントパネルのディスプレイを介してドライバーに最新の交通情報を提供するシステムです。

ボルボの新しいデザイン言語のプレビュー
ボルボECCは、ボルボS80の発売でデビューしたボルボの新しいデザイン言語のプレビューを世界に提供したと言えます。
  ECCには、ボルボの設計プロセスの近代化において、従来のラインと新しいラインの組み合わせで非常に認識される要素となったすべての設計の手がかりがありました。
  たとえば、ECCには、同社の初期の設計履歴を反映した幅広いハンチとV字型のボンネットがあり、バンパーが緩やかに丸みを帯びたフロントセクションの一部である最新の「ソフトノーズ」構造も備えています。
ボルボECCはまた、非常に効率的な空力形状を誇り、CD定格はわずか0.23でした。

 

高い安全レベル
ボルボECCは、1991年にボルボ850で発表された安全コンセプトをさらに発展させました。これは、ボディ構造と、サイドエアバッグを備えた革新的なSIPS側面衝撃保護システムの両方に適用されました。
  ボルボECCは当然、5つのシートすべてに3点式シートベルトがあり、後部中央シートに統合されたチャイルドシートクッション用のスペースがありました。