ボルボ・カー 江戸川

ボルボのシートベルト67年ぶりの「再発明」

2025.11.30 NEWS

ボルボのシートベルトを67年ぶりに再発明

28日、日本経済新聞に掲載されました!

シートベルトは前席乗員の死亡リスクを45%、重症リスクを50%低減できるとされている。その一方でシートベルト着用によって頭部・胸部損傷のリスクもある。

ボルボは1959年に「3点式シートベルト」を発明・実⽤化した。特許を取得したものの技術仕様を無償公開したことで、現在も世界の⾃動⾞メーカーが同型のシートベルトを採⽤している。

「瞬時に最適設定を判断」

車載センサーで走行状況のほか、運転手や同乗者の体形や着座姿勢などの情報を逐次収集・分析してシートベルトに伝える。事故時にベルトの締め付け度合い
を11段階に設定。衝突の⽅向や速度、運転⼿の姿勢などを瞬時に把握し、体に負荷がかからない最適な衝撃吸収⽅法をシートベルトが導き出す仕組みとのことです。

新しいシートベルト技術を搭載した新型⾞を2026年に発売する。事故時
の衝撃を最⼩限に抑えるためにソフトウエアが「考える」仕組みを搭載する。現⾏のシートベルトを発明したボルボが67年ぶりの刷新で安全性能を⾼める。